【学び続ける事】諦めない事

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2024.02.12

セラピストブログ

【学び続ける事】諦めない事 05

セラピストの平均年齢を上げている(笑)ITS名古屋校、63歳の講師神野あさみです。私事ですが、昨年9月に不慮の事故に合い腰椎破裂骨折、担当医から腰を動かす仕事は今後出来ないと言われました。講師の仕事も座っているだけなら可能だけど、デモンストレーションは出来ないと夢にも思っていない宣告を受けました。

絶対絶命の大ピンチでした。復帰の可能性はほぼゼロ!『でも、道は一つじゃない、違う生き方もある。また、新たな挑戦をすればいい!』と、前向きに捉え5時間の手術に挑み、胸椎と腰椎に8本のボルトが入りました。

麻酔から覚めて、朦朧とした意識の中で、フェイシャル講座の申し込みの電話を掛けていました。実際に電話が出来る状態ではないので朦朧とした意識の中で必死に掛けていたんだと思います。無意識にボディーがダメならフェイシャルがあるという思いがあったのでしょう。それ程この仕事への思いが強かったのでしょう。

手術は無事成功し、リハビリを頑張り2週間で退院。沢山の方から励ましや激励のメッセージやお見舞いを頂き、ただ々感謝するばかりでした。

そしてなにより怪我をした1か月前に入校したばかりの生徒さん達5名が全員「あさみ先生が完治するまで待ってます!」と言ってくれた事が私の唯一の励みでした。『例え身体は動かなくても卒業させたい!』その思いで一杯でした。

そして身体を動かせない期間を無駄にしたくない。【大ピンチは大チャンス!】この期間を成長の期間にしようとITSリンパの解剖学の講師試験にトライしました

何度も何度も、もう無理と諦めかけたけど、その度奮い起こし、2か月間ベッドから寝たり起きたりしながら、時には身体の辛さで冷や汗をかきながら挑戦を続け、20分も椅子に座っていられない状況から気が付いたら6時間も座って試験勉強をしていました。

その後もITSのカウンセリングの実践の座学の講師試験にもトライしました。

私は世界一誰よりも川上拓人先生の動画を見ている弟子の一人だと自負しております。それでも実際に拓人先生が教えてきたリンパの解剖やカウンセリングの実践を自分が学び直した時、学べば学ぶほど恩師の偉大さを改めて痛感しました。拓人先生のこのリンパの解剖学やカウンセリングの実践や心理学すべてがセラピストにとって無くてはならない百科辞典だと思いました。どこにも負けない世界中で一番のスクールだと実感したと同時に拓人先生はセラピスト界の神だと思いました。

63歳になっても、まだまだ学びは終わりません。学びや挑戦はセラピストとしての自信に繋がりました。今は自分をめちゃめちゃ褒めてやりたいです!

そして、学びの神様は私に奇跡を起こしてくれました。事故から4か月後講師に復帰することができたのです。来週は怪我でレッスンを待ってくれた生徒さん達の卒業試験です。無事卒業させる事が出来ます。

でもここからが本当のスタートです。現場で使うリンパの解剖学やカウンセリングの実践は、ITSのセラピストさん達に学んで頂き、指名され愛される一流のセラピスト」になって頂きたい思いで一杯です。

その為には、私はまだまだ学びと挑戦を続けます。拓人先生のような先生になりたい!その夢はどこまでいっても超えることは出来ませんが、先生に一歩でも近づきたい思いがあるから学び続けます。

そして名古屋校で学んでくださる生徒さん達が、私のようになりたいと思って頂ける講師になるためにも、まだまだ学びと挑戦は続きます。

私は本物の筋金入りの背中を見せていきます!!

ITS名古屋校・情熱の講師、神野あさみ