ITS事務局スタッフの鈴木です。
普段は、入校していただいた生徒さんからのお問い合わせ対応や、テキスト・教材の準備、認定校の先生たちとのやり取りなど、事務作業をメインで行っており、セラピストはまったくの未経験・初心者です。
日々スクールに通ってくださる生徒さん・イベントやお仕事関連で知り合うセラピストさん達から影響を受け、先日個人的にITS東京校に入校しました。
実際に体験した授業の様子や流れをこのブログにまとめることにしましたので、特にITSに興味を持っている方・入校を検討されている方に様子が伝われば嬉しいです!
・授業レポート①はこちらからお読みいただけます。
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今日は2回目の実技レッスン。
会場に着くと、前回はいらっしゃらなかった生徒さんがみえていました。
「今日は、補講で参加される生徒さんがいらっしゃいます!」と、ファビアン先生。以前別期のグループレッスンで卒業された生徒さんだそうです。
ITSでは、実技グループレッスンの補講参加が、なんと無料で行えるんです。
「ちょっとここの手技、うまくできないからもう一回教えてほしいな」「一回習ったけどおさらいしたいな」と思うこと、誰しもにありますよね。
そんなときにおさらいで授業に参加できるのは嬉しい。しかも無料って…初めて聞いたときはビックリしました。
そんな事言われたら毎回来ちゃうよ!
初対面同士でも、ファビアン先生に促され、自然とニックネームで呼び合える雰囲気ができあがります。
一通り自己紹介し終わった後、本日のレッスン「タオルワーク」と「脚後面」に入っていきます!
【1】タオルワーク
ITSでは、ベッドメイキングから始まり、各部位の施術を行うためにタオル位置などを調節することも全て「タオルワーク」と呼んでいるそうです。
まずは、タオルワークを行う目的と、行う上でのポイントをみんなで考えていきます。
前回同様、一方的に目的や方法を教えられるだけではなく、なぜ必要なのか・なぜ大事なのかをみんなで考えていくことで、より理解が深まります。
個人的に、理由や理屈など背景を知ることで理解が深まるタイプなので、ITSのこの方式はとても有り難く感じています!
そこまで行った後、実際にファビアン先生が一連の流れを見せてくださいます。
流れるような動作…
今日は時間を作ってこのサロンにきてくれてありがとう。
私に任せてくれてありがとう。
そんなセラピストからの感謝の気持ちが、手先からタオルに伝わり、お客様に伝わっているのが分かります。
「本日施術を担当させていただく、ファビアンです。よろしくお願いいたします。」
こんなに近くで、こんなに丁寧に挨拶をしてもらえて、手のひらから安心感も伝わってきて…
目で見えていないからこそ、身体で感じやすくなるもの。
セラピスト側からしてみたら当たり前だと笑われてしまうのかもしれませんが、それにしても「お客様に見えていないこんなところにまで、こんなに気を配ってもらえてるんだなあ…」と感動しました。
ただ、やっぱり見るのとやるのとでは全く違います。
いざ自分がやるとなると、タオルを動かしてはテキストを読み、声がけをしてはまたテキストを読み、と、一動作一動作をこなしていくのでいっぱいいっぱいです。
頭で考えてしまいがちなので、これを身体に覚え込ませるためには沢山の練習が必要ですね…!頑張ろう……!
【2】脚後面
お昼をはさんで、午後の授業。
前回は脚後面のエフルラージュのみを行いましたが、今回はエフルラージュも含め、脚後面のすべての手技を一気に習います。
2人一組になって、手技ひとつずつ、ファビアン先生のお手本を見ながらやってみる、というやり方で一通りの手技を習います。
先程のタオルワークで既に頭がパンパンでしたが、それを超える内容量!!!!
お昼休憩をはさんだのに、脳みそはすぐにキャパーオーバーを起こしました。
しかしここは、説明上手&褒め上手のファビアン先生。
授業中は最初から事細かく色々と詰め込むよりも、まずはイメージを掴んでもらうことを優先してくださるので、「ゾウさんが歩くみたいに」や「猫の手を忘れないで」など、生徒が理解できるような言葉で伝えようとしてくださるところに、優しさを感じます。
「自分が焼き鳥になった気分で〜」と言われたときは、「???」となりましたが、しっかり説明を聞くと「あーそういうことか!」と理解しました。
全くの未経験なので、頭であれこれ考えるよりも、とりあえず先生の言っていることを素直に聞き、真似をして、「私は焼き鳥、焼き鳥」と口に出して言い聞かせながら身体に染み込ませる作戦で臨みました。
ファビアン先生、至って真面目ですが、頭に手技を詰め込みすぎてパンパンになっているところに、いい塩梅で笑い要素を取り入れてくださるので、そこでふっと肩の力が抜けて、また集中し直して頑張れます。
そんなこんなでヒイヒイ言いながら、脚後面すべての手技を、一人2時間強かけて習いました。パンパンのパンです。でもこれ、まだ片足だけしかやってないんだよな…
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授業が終わった後、ファビアン先生に「実際の施術ではそれぞれどれくらいの時間をかけるんですか?」と聞いたら「ん〜、タオルワークは5分くらい、片足後面は15分くらいかな〜」と言われました。
えっ、そんな短い時間で終わる…?
今のレベルだと、タオルワークだけで優に15分を超える自信があります。
当然ながら、スラスラできるように猛練習が必要ですね。頑張ろう…!