リンパが流れると人生の流れも変わる

NEWS・COLUMN

2023.05.25

セラピストコラム

人生を変える魔法のリンパ

ITS名古屋校の神野あさみです。

私がカウンセリングで新規のお客様にご説明させて頂いている

\リンパが流れると人生の流れも変わる/魔法のリンパのお話を紹介させて頂きます。

 

身体には草木の根っこのように、全身にリンパ管が広がっています。

 

 

目には見えないほどの細い管が、皮膚のすぐ下を通っていて、血液循環に入ってはいけない老廃物(脂肪・乳酸・ガン細胞など)やウイルス・細菌をリンパが回収しています。



そして体内を流れながら、全身に600800個あると言われているリンパ節でその有害物質をろ過しています。イメージとしては、「リンパ管」「排水管」「リンパ節」「排水口」「リンパ液」「下水」です。

 

血液は心臓が一回「ドック」とポンプを動かすことで、肺から取り込んだ酸素を全身に送り二酸炭素を回収して、再び心臓に戻るのに約30秒という速さで戻ってきます。



毛細血管には小さな穴が開いていて、心臓のポンプが動くとその圧(血圧)で、小さな穴から老廃物が押し出されます。毛細血管から押し出される老廃物は脂肪・乳酸・ウイルス・細菌などです。

 

毛細リンパにも小さな穴が開いていて、毛細血管から押し出された老廃物を、すぐそばにある毛細リンパが回収します。毛細リンパは心臓のような強力なポンプが無いためその流れは緩やかで遅いです。



血液の長さは地球2周半でその長さを約1分で戻ってくるのに対して、リンパは皮膚のすぐ下にあるリンパ管の先端から、出口である鎖骨付近に至るまでに半日から約一日かかると言われています。そしてリンパ管の長さはなんと地球5周分で血管の倍の長さです。



ではどのようにしてリンパ液が流れるかと言うと、筋肉の動き、呼吸、腸の蠕動、動脈の拍動、血流の影響などによってリンパ液が流れます。また、運動や、私たちの行うリンパマッサーなどの刺激(外圧)体温の上昇もリンパの流れを助けます。

 

運動不足や、ストレス、冷え、食生活の乱れで、どんどんリンパ管の中に水分や老廃物が溜まります。リンパの最終出口は鎖骨付近で心臓より上にある為、重力の関係で下にどんどん溜まります。



よく女性が一日中デスクワークで座っていると足が浮腫むと言うのはこの為です。男性ではあまり聞かないのは筋肉量の違いによります。



脚が浮腫むと老廃物が脂肪細胞とくっつきセルライトが出来ます。セルライトが出来やすい場所は全身に張り巡らされているリンパ管の中にあるリンパ節付近です。リンパ節は排水口のような役割で老廃物をろ過しているのですが、その排水口が詰まってしまうと、ちょうどお風呂の排水口にゴミや髪の毛が詰まってしまい水が溢れるように、老廃物が固まってセルライトになってしまうのです。



生活習慣の乱れからリンパの流れが悪くなると、免疫力の低下・ホルモンバランスの乱れ・肌トラブル・老化・ストレス・疲労感・冷え・むくみ・肥満・セルライトができ、さらにリンパの流れが悪くなる負のスパイラルになってしまします。



リンパケアをすることでむくみ防止・抗疲労・美肌・アンチエイジング・美BODYになり、しいては人生の流れまで良くなっていきます。



私たちアロマセラピストのアロマトリートメントは固まった筋肉を緩め、副交感神経を優位にし全身に張り巡らされているリンパ液を流し血流もよくし体温を上げるお手伝いをしています。



リンパケアはとても大切です。メンテナンスの大切さをしって、未来の自分を変えていきましょう。

次回はリンパのセルフケアやメンテナンスの大切さなどをお伝え出来たらなぁ~と思っております。

ITS名古屋 神野あさみ